J's Factory サイトマップ | お問い合わせ |
TOP  > 社内案内  > ワークライフバランス
当社では産休、育児休暇、障害者雇用、、有給休暇の取得など、積極的に取り組んでいます。。

当たり前に会社でその方針を明示したり、通達を出したり、そして、会議や委員気を通じて連絡をしたり、その理解を作るための研修に取り組んでいます。 しかし、それだけだと、行政の指針だから、世の中の流れだからと思われて、「そんな事言ったって、簡単に取れるわけがない」と自身も取らないし、他のものがとろうとしても、それを空気で出してしまうと、結果的に誰も取れないし、いつまでだっても、根づかない。

ならばと、こうした漫画をおいたりしています。それを会議や研修で取り挙げています。

マンガにはストーリがあります。本で読むと大変ですけど、マンガならば簡単。 で、子供の生まれる時、それだけそれぞれの家に、それぞれの家の事情で大変なこともある。 また、子供の病気や障害で大変な思いをしている家族もいる。 それを理解する土壌をつくってもらって、産休、育児休暇を取ろうという人がいた時、 その理解をもって、自然に支えるように、取れるようにということです。

また、その他家の事情でも、理解し、受入れられるようになればと風土を変えるための取り組みもしています。

傾聴で、人の想いを受け止め、又こうしたものを通して、受入れるべきものは受け入れる。そんな社員で構成していたいと思っています。 そうすればそういう会社と言えるのではないか、そんな風に考えています。


その他、ワークライフバランスの取組みとして、時間外の管理、低減などを実施しています。

考え方としては、適切、無駄のない仕事をして、時間外を低減し、仕事以外の時間を労働者一人ひとりの生活に確保できるようにという考え方で進めています。

事務部門、製造部門の取組を一巡させて、現在は営業職、管理監督職(派遣の管理担当職含む)においての取組みを行っております。これがなかなかの難問です。
まず、事務部門と同様に時間外の勤務を上長の許可制としました。
しかし、実際は、営業部門は、上長より営業先の都合、又管理監督者については、その対象者(管理担当者は、非正規社員の採用権限、解雇権限を有している為)の都合に合わせてという部分が強くでてしまうため、届出は、事前にだすべきとしながら、難しければ電話での申請、文書は、事後、出来るだけ早くの提出という形をとらざる得ません。
翌日等の事後でも、時間外を把握し、週の単位、月の単位で適切な労働時間調整ができるように取り組んでおります。

又、各拠点にテレビカメラを設置し、オンラインで本社と結び、12時以降、本社の保安環境部門が順次、拠点に電話してそれぞれの時間外予定、退勤予定時間の確認をしております。 また、17時以降には実際の状況を確認しております。

そして、スマートフォンを10月~11月に配布し、通常勤務時間になるとその所在地が把握できるようになり、報告のやりとりだけでなく、電子機器でのログを通して、人を介さない管理もできるようにとしております。 GPSの精度は完璧ではありませんが、 本当のところ、そこで業務に従事しているのか、休憩しているのかはわかりません。 しかし、その所在の確認を取ることは出来ますので、気がつけば確認の電話を入れることが出来ます。 それでも業務か業務ではないかは、その所在により確認を取ることが出来ます。 時間外イコール悪とは必ずしも考えておりませんが、末永く勤務してもらうためのも、出来うる限りの適切な管理把握は必要と考えております。

あってはならないことですが、場所を変えて時間外の仕事をするなど、本社だけでは拠点の完璧な管理が不可能な為、拠点には本社のみしか開けられない意見箱を設置する他、本社に直接連絡のできるホットラインも設けています。

現在、本来電車通勤すべきところ、マイカー通勤するべきところを、特別に会社の社有車を貸与し持ち帰りを許可したものの時間外と、通勤の区別。どこまでをその日のうちに処理すべき仕事かとの判断基準の共有にはいまだ腐心をしております。

又、実際の実務における中身、質について、社内からも異論が出ていることにも頭を悩ませています。 実際の業務の中身が、事務職、製造職と違い定量化しにくいという点です。 例えば、同じ営業業務でも1時間に3件の営業の電話をする方と、30件の電話をする方もいますし、 どれだけやっても一件の受注も取れず時間ばかりがかかる人と、短い間に成果を出してしまう人もいます。

これは現実に起きた問題ですが、顧客への提案書や営業資料を上長の許可なく提出し、その間違いをご指摘いただき往復3時間の顧客に2往復し、 それだけでほぼ1日の業務を終えてしまった方と、普通に準備を整えて3件の営業訪問をしてしまえる方で同じなのかという問題。

さらに、お恥ずかしい話ですが、派遣事業の労務管理業務については、『当社の食堂内で休憩ばかりとっている(寝ている)』、『近隣のコンビ二エンスストアの駐車場で寝ている(休んでいる)』などの指摘を 派遣スタッフ、同僚、顧客から受けてしまった例まであります。しかし、人の管理をしている上で、前日の遅くに何らかの対応をとっていたため、そのようにしていたこともあるでしょうし、 一概にこれをもって、そのまま営業職、管理監督職を叱責するわけにも会社としてはいかないのです(勿論、事実確認はいたします)。

現在、当社では、営業職および管理監督職について、旧来の残業手当の定額払いと、それをなくし、通常に定時間を越えたらそのまま支給する形の2つの形での選択性をとるようにしております。

それは、営業職で入社した方、派遣事業の管理担当職などの一つの場所にとどまらない管理監督職で入社した方などは、例えば、役所への用事、子供の授業参観、介護等での仕事からの一時離脱など、 時間の自由度が利くのでと、選択された方も多く、実際、そうした方は、昼間の通常定時間を抜けた分、ここで仕事をして成果を出すと、自己管理を徹底されている方が多く、今の管理の方向で進めるのがいいことなのか、未だ当社も答えを出せておりません。

そのため、選択性とした上で、定額制を希望しても、過分な時間外があればとホットラインを設けて、バランスを取るようにしております。



※2015年10月から11月にかけ、現時点までに問題がない事を全社員に確認し、フィーチャーフォンからスマートフォンに入れ替えを行いました。 (その為、ログの管理は2015年10月及び11月からとなっております。)


※仕事とは別に事務所や敷地を使ってのレクリエーションやサークル活動を推奨しております。また、サークル活動には補助金をだしております。