1990年6月、ブラウン管テレビを製造される企業の社内外注から始まった当社は、その6年後に、唯一のお取引先の海外展開及び閉鎖から、一瞬にして全ての仕事を失う出来事を経験しています。
それ以降、請負という取引形態での不特定企業様への営業を開始し、今現在は、社内外注(請負が中心)と、工場を擁しての社外外注を中心事業として、日本だけでなく、インドネシア、タイという3国において事業を進めるようになりました。
ところで、今も昔も、当社の最終目標は『自社商品を持つメーカーになること』です。
時を重ねて、その目標は『自動車メーカーになること』に変わりはしましたが、主旨は変わっていません。
しかし、正直な目標を言えば、オリジナルカーを一台でも作れるようになりたいと思っています。
当社は何年か前に、ようやく自動車部品の一部ではありますが開発設計・製造をさせていただけるようになりました。
これは、当社もようやく同じ品質で同じものを数万個と作れるようになったのだと、皆で喜んでいますが、その会社が、自動車そのものを作れるようになるには、実に遠い道のりだと、良く分かっています。
勿論『自動車メーカーになる』ということが、目標というよりは『夢』に等しいものであるということも、社員全員よく分かっています。
しかし、何を目標にしても、それ自体は自由であり、それを目標にすることで技術を磨き続けていければと、当社は考えているのです。
何年か先、少なくとも技術力を伝える意味でも、世界で一台でもいいので、オリジナルカーを作れるようになりたいと社員全員で本気で考えています。
(※)自動車部品以外の製造もおこなっています。
それをもって最高の技術者を育てていけば、出来ると信じています。
働く人にとっては、そうならば、お金だってついてくるし、会社もそれで有名になれば、地位もついてくれるし、名誉も感じられる、そういう風にしたい。
でも一番は、とにかく、“あることに関しては、日本一の技術を持っている”といえる工場にすること、皆でそれを成し遂げること、会社としてそういう経験を持つことで、誇りを持ちたい。そして、技術も誇りも成長して維持しつづけたい。維持には改善が必要ですからね。
但し、俗にいう下請けという仕事もしていますし、それは今後も大切なものという認識です。他の金属加工企業から、仕事をもらうこともありますし、協力してもらうこともある。それを今後もなくす気もありません。それは日本の産業界特有の共存共栄のシステムであり、技術を磨き続ける意味でも、大変に役に立つものだからです。
主に自拠点として100t~850tまでの成型機を擁すとともに、ヒート&クール、ガスインジェクションシステムの導入を早くから始め、高品質製品の製造を可能にするとともに、協力会社群の組織に取組み、30社を超える現地人企業と仕事を進めています。結果的にインドネシアにおける日系インジェクション工場としては、上位の品質と、コスト競争力、そして量産能力を持っていると自負しております。
尚、インジェクションにおける型(モールド)の設計・製作も、協力会社を組織し、自社で行っております。
現在では、
400tプレスを5台
600tプレスを1台
800tプレスを2台
900tプレスを1台
1,600tプレスを1台
上記プレス(ロボット、モールドの自動チェンジャーも設置予定)を設置、他、溶接ライン(ロボット)を導入し、大型のN/C旋盤を2機、その他、CNC旋盤、ダイスポットも保有しています。
能力的に、乗用自動車のサイドパネルの生産までも可能であり、又、量産能力としても1車種の全量生産も可能であること、そして、プロワカルタという、自動車メーカー集積地の近隣であることを生かし、インドネシア国内においても、もっとも評価されるパーツメーカーの一つになり、自身の目標にも又一つ近づきたいと願っています。現在、ほぼ全ての日経メーカーとお取引をさせていただいております。
又、型(ダイ)の設計・製作も協力会社を組織し、自社で行っています。
インドネシア第二工場工事進捗ギャラリー
2013年9月から2015年3月にかけて工事完了までの記録をこちらで紹介させていただいております。
ブランキングプレス、1800トンインジェクション導入ギャラリー
ブランキングプレス、1800トンインジェクション導入までの記録をこちらで紹介させていただいております。
最初は試作をメインとしておりましたが、現在、第1フェーズとして、マシニングセンター2台、CNC旋盤5台、3次元測定器などを有するQCシステムルームの設置を終えて、6月より量産を開始しています。
9月以降、第2フェーズの投資を開始していますが、第2フェーズでは設備の増設と、搬送機等のリレーション強化により、その能力を約3倍迄高める予定です。
又同時に、協力会社の組織化に着手し、工場の総合力の向上に取り組んでいます。
営業サイドでは、本体事業と同様に請負事業の提案を開始しています。
第3フェーズは、工場投資と、請負事業ということなる事業のコラボレーションから、残る約1/3の面積を利して、顧客企業の設備を導入しての、社外外注を計画しています。
栃木県の宇都宮市にあるガレージなどを中心に、群馬県太田市の龍舞ガレージや、その他、当社の事業拠点とリンクする周辺地域にも設けることで、得られる相乗効果は、事業と当社に勤務する社員ひとりひとりに対して、大きな意味のあるものだと思っています。
平素より、J'sFactory Motor Project をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
この度、J'sFactory Motor Project は、栃木県宇都宮市、また、群馬県太田市(龍舞)の両店舗とも、その対外的な店舗活動(新規の受注活動)については、7月1日より当面の間、休業させていただくこととなりました。
既に受注している仕事につきましては、この期間も継続をしてまいりますが、まずは今の仕事を片付けてしまわないと、とても次の仕事を受ける余力がございません。
又、この期間に人員の増員、設備の導入など、体制の強化、見直しを図る予定です。
再開時期につきましては、現時点で未定となっておりますが、詳細が決まり次第、改めてご案内を申し上げます。
その他ご不明な点やご質問がございましたら、下記の連絡先までお問い合わせください。
今後ともJ'sFactoryをよろしくお願い申し上げます。
敬具
お問い合わせ先:J'sFactory大宮本社
電話番号: 048-649-0400
会社名 | 株式会社J's Factory |
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設 立 | 1990年6月5日 |
資本金 | 3000万円(グループ資本金 約24億6500万円) |
代表者 | 取締役社長 保屋野 義彦 |
新卒採用実績 |
高卒 170,000円 ~ 250,000円位迄(地域、職種に依る) 大卒 216,000円 ~ 400,000円(※)(地域、職種に依る) ※特別な能力経験を有すと、会社が認めた方。又は特別な資格をお持ちの方。 明確な上限値はありません。 |
事業内容 |
全省庁統一資格(業者コード0000214574) 【競争参加地域】東北、関東・甲信越、東海・北陸、近畿、中国、九州・沖縄 【種類】物品の製造、物品の販売、役務の提供等 |
顧問弁護士 | 山中 健児(石嵜・山中総合法律事務所) |
本社 |
埼玉県さいたま市大宮区宮町1-38-1 KDX大宮ビル5F ※詳細及び各拠点については拠点一覧をごらんください。 |
グループ企業 |
PT. Mitsuyoshi Manufacturing Indonesia (インドネシア製造子会社) Japan Work System(Thailand)Co.,Ltd. (タイ製造子会社) |
派遣マージン率の開示について
当社は売上の一部を派遣事業で構成しています。
しかし、当社は派遣という事業をお客様のご要望に応じて、
請負に移行するための期間を設けるために採用するもの、
あるいは請負を任せていただくために当社を評価していただくための期間
という考え方をもっております。
その為、やはり特別な事情のある企業間応援などと並び、
金利を考えますと、収益の出る体質の事業には基本的になっていません。
しかし、評価を得る機会と捉えれば、その事業性は低いものではないと当社では考えております。
※派遣法改正に伴う顧客の選択による請負契約から派遣契約への転換により若干の収益改善を果たしています。
労使協定方式を採用(期限2025年3月末)
労使協定対象者の範囲 | 労使協定の対象者は、当事業所が雇用して派遣就業する製造職、技術職の全ての派遣労働者とする。 |
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代表取締役 保屋野 義彦