栃木工場
栃木工場の目標は、日本一の試作工場にすることです。
“何でもやってみせる”
“ここで出来ないことは何処も出来ない”
“だから、ここにはいつでもひっきりなしに仕事が来る”
という工場にするのが栃木工場の目標です。
人材投資を惜しまず、皆が夢に向かってう腕を磨き続ければ、目標達成可能という認識です。
それをもって最高の技術者を育てていけば、出来ると信じています。
働く人にとっては、そうならば、お金だってついてくるし、会社もそれで有名になれば、地位もついてくれるし、名誉も感じられる、そういう風にしたい。
でも一番は、とにかく、“あることに関しては、日本一の技術を持っている”といえる工場にすること、皆でそれを成し遂げること、会社としてそういう経験を持つことで、誇りを持ちたい。そして、技術も誇りも成長して維持しつづけたい。維持には改善が必要ですからね。
但し、俗にいう下請けという仕事もしていますし、それは今後も大切なものという認識です。他の金属加工企業から、仕事をもらうこともありますし、協力してもらうこともある。それを今後もなくす気もありません。それは日本の産業界特有の共存共栄のシステムであり、技術を磨き続ける意味でも、大変に役に立つものだからです。
インドネシア工場
インドネシアには二つの工場があります。主に自動車部品と音響製品の筐体を製造しています。
第1工場
実績のあるインジェクション工場【三善】
第一工場のインジェクション工場(プラスチックの射出成型)は、既に17年の歴史を持っています。 現在は、ジャカルタに最も近い工業団地のジャバベカに所在しています。
主に自拠点として100t~850tまでの成型機を擁すとともに、ヒート&クール、ガスインジェクションシステムの導入を早くから始め、高品質製品の製造を可能にするとともに、協力会社群の組織に取組み、30社を超える現地人企業と仕事を進めています。結果的にインドネシアにおける日系インジェクション工場としては、上位の品質と、コスト競争力、そして量産能力を持っていると自負しております。
尚、インジェクションにおける型(モールド)の設計・製作も、協力会社を組織し、自社で行っております。
第2工場
プレス工場
第二工場は、プロワカルタに新たに40,000㎡の土地を取得。約30億円を投じて、プレス工場の建設に着手し、2015年6月から生産開始しています。
400t | 5台 |
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600t | 1台 |
800t | 2台 |
900t | 1台 |
1600t | 1台 |
上記プレス(ロボット、モールドの自動チェンジャーも設置予定)を設置、他、溶接ライン(ロボット)を導入し、大型のN/C旋盤を2機、その他、CNC旋盤、ダイスポットも保有しています。
能力的に、乗用自動車のサイドパネルの生産までも可能であり、又、量産能力としても1車種の全量生産も可能であること、そして、プロワカルタという、自動車メーカー集積地の近隣であることを生かし、インドネシア国内においても、もっとも評価されるパーツメーカーの一つになり、自身の目標にも又一つ近づきたいと願っています。
現在、ほぼ全ての日系メーカーとお取引をさせていただいております。
又、型(ダイ)の設計・製作も協力会社を組織し、自社で行っています。
インドネシア第二工場工事進捗ギャラリー
2013年9月から2015年3月にかけて工事完了までの記録をこちらで紹介させていただいております。
ブランキングプレス、1800トンインジェクション導入ギャラリー
ブランキングプレス、1800トンインジェクション導入までの記録をこちらで紹介させていただいております。
タイ工場
海外の金属加工拠点
アマタナコン工場団地の第8フェーズに2,125㎡の工場を契約し、設備の搬入、調整を終えたものから順次、生産を開始しております。
この工場は、日本の栃木工場と同じく、金属加工を中心とする工場です。
最初は試作をメインとしておりましたが、現在、第1フェーズとして、マシニングセンター2台、CNC旋盤5台、3次元測定器などを有するQCシステムルームの設置を終えて、6月より量産を開始しています。
9月以降、第2フェーズの投資を開始していますが、第2フェーズでは設備の増設と、搬送機等のリレーション強化により、その能力を約3倍迄高める予定です。 又同時に、協力会社の組織化に着手し、工場の総合力の向上に取り組んでいます。
営業サイドでは、本体事業と同様に請負事業の提案を開始しています。
第3フェーズは、工場投資と、請負事業ということなる事業のコラボレーションから、残る約1/3の面積を利して、顧客企業の設備を導入しての、社外外注を計画しています。